こんなサ●ライブ2

こんなサ●ライブは嫌だ、退場編


退場始めた古参達

だが1部の歴の浅い古参達からアンコールの声が上がるとそれにつられ最古参を除く者達も声を上げる

最古参「杏●さんと愛する人の時間を奪うな」

浅い古参「流石に一曲はないでしよう」

最古参「彼氏の講演あったでしょうが」

浅い古参「あんなもの見たくもなかった」

最古参「杏●さんの選んだ人を悪く言うな」

殺伐としてきた会場

乱闘が始まりそうな時

「有●杏果の為になりたい人生だ殴るなら俺を殴れ」と叫ぶ古参

内心では怒りまくっていた全員でフルボッコ

瀕死の古参

その時アナウンスが流れ「演者によるお見送りが有りますのでお早目の退場お願いします」

杏●に会える!それだけで不穏な空気はかき消され黙々と退場口へ進む古参達

1人残された血まみれの古参も這いながら「大阪にも行くんだ、まだ死ねない」と退場口へ

扉を開けた古参達の目に飛び込んできたのはスッキリしてお肌テカテカ賢者タイムの2人

楽屋でやってたのか?流石に目の当たりにして現実逃避なのか訳の分からない事をブツブツ言い始める

すると杏●が皆さん大丈夫ですか?こんな事もあろうかとクリニックの予約取って有りますので必ず来てくださいね

皆に渡される住所氏名電話番号付きの診察券と予約票

「やっぱり杏●は優しいなぁ」と最古参達 はニコニコ顔で帰って行く

浅い古参達は「NO!あん●クリニック」と叫びながら帰っていく

血まみれの古参は「先生怪我の治療して下さい」と叫ぶが「専門外だからごめんね〜」の一言で切り捨てられた

その夜の六本木は感想戦で盛り上がる最古参達

「杏●の選んだ人だ間違いない」

「コンサートに彼氏出して一曲しか歌わないなんておかしい、でも俺達ファンの所為だから仕方ないよね」

「杏●の歌で決めると思ってました、けど本当は何でも良いんです、杏●を見られれば」

一方

現実逃避なのかキャバクラで豪遊した浅い古参達

「NO!あん●クリニック」

「あん●クリニックに行くなら1つ上の男になる」

「俺は保険適用外だけど二重になる」

などと泣きながら訳の分からない事を呟きキャバ嬢に慰められて

「本当の推しはここにいたんだ」

と泥沼にはまっていった

その頃杏●と上島、いや児●だよ!は部屋に戻りイチャイチャしながら

「エヘヘ古参はチョロいでしょ、これでクリニックも安泰ね」

「大阪のコンサートまでに大阪診療所出来るからまた予約票作っておかないと」

とある意味現実逃避をしながら過ごしていた



こんなサ●ライブは嫌だ、退場編